養殖さんのこだわり
良品質なメダカを育て、
より多くの皆さんに「和」を
提供したい。
私がメダカに興味を持ったのは、ほんの数年ほど前からです。
それまではミナミメダカとヒメダカしか知りませんでした。
たまたま子供と立ち寄ったアクアショップで、白メダカと青メダカを見て衝撃を受け、気になって家で調べるとラメや墨の入った色んなメダカが出てきて更に衝撃を受けたのを覚えています。
中でも私は、三色や紅白のメダカに興味を持ちました。
もともと小さい頃から錦鯉が好きだった私には、三色や紅白のメダカがミニチュアの錦鯉に思えたからです。
メダカに可能性を感じた私は、趣味では無く本気で取り組む為、広い土地のある地元、大分県中津市本耶馬渓町に養魚場を構えました。
この地で良品質なメダカを育て、より多くの皆さんに「和」を提供したい。そしてなにより、それが町おこしに繋がれば幸いであると考えたからです。
そうして、地元の商工会に入り、すぐにメダカイベントを開催、多くの方々に立ち寄って頂けました。
毎年イベントを開催する為に地元のメダカ仲間と共に力を合わせて日々取り組んでおります。
もちろん世界にも目を向けて取り組みます。
日本の文化は「Cool Japan」として世界でも人気があり、改良メダカにはその可能性を感じています。
地元の町おこしに始まり、日本を活気付けていく為、今後も精力的に活動して参りますので、どうぞ皆様、応援よろしくお願い致します。
三色メダカにも様々な品種がいて「三色ラメ」「三色体外光」「非透明鱗三色」、まだまだ他にもありますが、更には作出者によって通称の呼び名がそれぞれある為、三色ひとつでもかなりの品種がいます。もちろん紅白も同じです。
どの品種も極上個体は素晴らしいものですが、どれも同じように言えるのは、選別、累代の賜物だという事です。その上で、水質管理、餌やりの重要性が加わります。
誠流庵では一通りの表現の三色、紅白を取り揃えておりますが、どの品種も種親選びには時間を惜しまず徹底的に選び抜きます。そうして納得のいったペア組のもと累代を重ねていきます。
困ったもので、既に持っている品種でも、好きな表現だったら購入してしまいます(笑)
でも、そういう事だと思っています。持ってない品種でも表現がいまいちピンとこなければ買わないですし、
表現が素晴らしければ既に持っているメダカでも購入します。
私も常に良いメダカを作るよう意識して養殖に取り組んでおります。